「倫理経営講演会」②講演 徳江秀雄名誉研究員

2021年05月04日
飛騨高山倫理法人会のブログへようこそ
遅ればせながら
倫理経営講演会での講演記録です。

「倫理経営講演会」②講演 徳江秀雄名誉研究員





テーマ「経営力を磨く」

講話者:徳江秀雄
   (一般社団法人 倫理研究所 名誉研究員)

阿久津さんのお話しから

◆相反する二つの意見がそのままぶつかり合うと争い、もめごと、破滅

聖徳太子は十七ヶ条憲法を作った。これは世界最古の憲法

阿久津さんの話にあった栞とは、万人幸福の栞 
これは丸山敏雄創設者が昭和24年【75年間】にしるした本。

栞は17項目…聖徳太子の十七ヶ条の憲法に倣った

十七ヶ条憲法の第一条は 「和をもって貴しとなす」

文言だけが独り歩き、本当に聖徳太子が言いたかったことが忘れ去られている

「和」…表面的な争いのない状況ではない

意見は堂々と述べよ! ただ合わせるのは本当の和ではない

ただし、自分の意見を述べるときは穏やかに述べよ。

阿久津さんは穏やかに述べなかったのでしょう。



◆「感謝」ということば

生かされている  

普段私たちは自分たちの意思で生きている。

しかし、自分の力を超えた何かによって生きている

父、母のもとに生まれた、このことは自分の意志だろうか?


「生かされて生きている」これは15年ほど前の講演のテーマ。

文部科学大臣のの諮問機関に教育審議会とうものがあり

その答申書のメインテーマ「子供たちの生きる力を育む」だった。

倫理研究所でもすべて目を通すが何かが足りない!と思った。

生きる力が弱くなっているからこそのこのテーマ。


しかし、自ら生きる力という前に生かされている
ということを教育しないとこの答申書は50点ではないか?

講演にいらっしゃった教頭先生に尋ねても
生かされているという意味が分からないので、教育しようがない。
との答えだった。


自分は物心ついたころから自分の力で生きてきたか?

多くの方のサポートがあって赤ちゃんは大きくなっていく

多くの方に自分の力以外にお世話になっている。


それを倫理研究所では「生かされている」と言っている。

いわゆる感謝の世界、感謝を深めて生かされている自分を
自覚して初めてジャンプする土台が固まり、未来に向かって羽ばたいていける。

ぜひ教育の中で生かされている私、感謝の心を子供たちに伝えてい欲しい

そんな話をしたことを思い出した。



◆「経営力を磨く」 という図書紹介があった。

こお本の表紙には「帰根」という文字がある。

これは老子の言葉

「万物は生まれ育ち栄える、そして何れかの時根に帰る」



現在は大変動の時代 今まさにピークを迎えている。

250年~300年で一つの文明の転換を迎えるようだ。

日本人の本質…それは縄文に通ずる

日本人は昔から異質なものをいったん受け入れ
新しいものに替えていくという二極性がある

ドラッカー
経営力を磨くには見えないもの見る知力
見えないものを見るとは「本質を見る」こと

未来を予見していく

心にも力と筋力が必要 
意志の力、実践力、耐力 


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